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現在小学校生のかめ子は漢字のテストの点ががすごく悪いのですが、実はこれは以前から・・・というわけではないのです。

転校する前の小学校では長い文章でもびっくりするほど暗記出来ていたし、漢字のテストも気になるほど悪くはなかった。かめ子は基本的にやればできるタイプなのだと思います。
・・・すいません親バカで(笑)

なので、今の「やり方」に問題があると考えた時、今の小学校と以前の小学校を比べてみると圧倒的に「反復学習が足りない」と考えるようになりました。

転校する前の小学校では「モジュール学習」という朝10分~15分の反復学習を取り入れており、この勉強法が基礎学力の向上に役立っていたのではないか?と思っています。
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モジュール学習とは

モジュール学習とは簡単にいうと「読み書き計算の反復学習」の事です。
百マス計算で知られている陰山氏が提唱している勉強方法で、実際にモジュール学習を導入している小学校は多いと思います。

陰山氏は京都の立命館小学校の副校長を務めていることもあり、モジュール学習は京都の小学校でも導入されています。(全校かどうかは分かりませんが・・・)

大阪の橋下知事(現・市長)も基礎学力を向上させるためには、毎朝、基礎的な計算や漢字の書き取りなどに取り組む「モジュール授業」が必要だとうったえています。

モジュール学習の方法

以前の小学校で実際にやっていたモジュール学習の方法を思い出してみました。
ファイルに基本的な計算問題や音読する短い文章を入れます。家に帰って「音読」し、学校で同じ問題を朝の10分で行います。

計算問題をするときはタイムを計り、できた人から手を上げ、その時のタイムをプリントに記入させる。

国語の場合は俳句などの短い文章を「タンタンタンタン」といったリズムに乗せて音読します。早口ではなくリズミカルに!という所がポイントです。

タイムを計るだけ?音読をするだけ?と思われるかもしれませんが、実はこの勉強方法は子供の学習意欲を向上させるすばらしい方法だったのです。

モジュール学習のすすめ

モジュール学習は「スピード」を持たせてリズミカルに行います。
そうすることで脳がスピードについていこうと活性化します。朝の学習に取り入れることで、脳はスタンバイOKの状態になるのです。

そして音読。
黙読よりも音読することで、脳に刺激をあたえ活性化させるそうです。

そういえば以前、かめ子(小学生)が言っていました。
「声に出して読まないと覚えられない。」と。

そうなんです、声に出して音読するだけで、びっくりするほど大量の文章を覚えられるのです。

計算問題では毎回タイムを計ります。そして同じ問題を数日続けます
「前の日よりも計算することが早くなった!」
という事実は子供たちの学習意欲を高めます。モジュール授業は子供たちも真剣です。

計算ゲームという感覚で取り組んでいるのではないでしょうか?

モジュール学習は家庭でも取り入れる事が可能です。
私もファイルを買ってきて陰山氏の音読プリントや漢字プリントなどを入れて実践している所です。
(というか、そういうアプリってないんだろうか!?探してみたいと思います。)

懐かしいのか、音読は大好きで何分でもやりたがります。
じっと座ってもくもくと書くよりも、やっぱり体をつかったほうが楽しいのでしょうね♪

これからも続けてみたいと思っています!