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今回のテストの花道は『「人に教える」勉強法』でした。
放送前からタイトルだけで気になっていました。

そもそもわたしは勉強の仕方がやっぱり間違っていたと思います。
間違っていたというのはちょっと語弊があるかもしれないのですが、あれだけ頑張った受験勉強・・・大人になった今あまり身についていないです(^^ゞ

私は私立文系出身です。
(一応大学はでています)

一方の主人はというと、理系の国立大学出身。

「え?ママは大学でたんじゃないの?文系でしょ?
この歴史がなんでおきたか説明できないの?」

・・・な~んて嫌味を言われることもあります。

どこどこ出身というのはあまり関係のないことかもしれませんが、しかし、主人の勉強法を聞くと「人に教えることができる勉強法」をしていました。

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人に教える勉強法というのは?

物事は自分が理解していないと伝えられないということです。
そのため教えることができるというのは、事柄の背景がわかっているからこそできるのです。

歴史は特にそうですね。

なぜこの事件がおきたのか。その理由は?後生に残した影響や結果は・・・

番組ではレポーターのように順を追って、できるだけ簡単に話せるようになるのがコツと紹介していました。

そういえば、アメトーークの「勉強大好き芸人」に出演されていた、京大出身のロザン宇治原さんの勉強法もそうでした。

【ひとり先生ごっこ】をして覚えること。
先生役と生徒役を自分で演じながら覚えていく。

背景を理解し、かつ論理的に話せることができていないと演じられない先生役
そこに生徒役を入れることで「いかにそれを簡単にわかりやすく」することができる

理にかなった方法だと説明していました。

まさにそうですよね!

さすが宇治原さん!できる人はやっている勉強法ですね。

「単語」や「記号」だけでなく物事の背景や流れをしること!

賢い主人いわく
「歴史は難しい。だって今からずっと流れをさかのぼらないと勉強する意味がないから。
でも受験のような短期間でなら「現代社会」すればいい。
だって今からでも遅くないし、毎日新聞読んでいれば、何故今この問題が起きているのか
わかるでしょ?」

・・・わかりますけど、ちょっとイラつきます(笑)

今ではテレビに出演し、有名になった日本史の某予備校講師の金谷先生。
受験生の頃、日本史を金谷先生に教わっていました。

そこでも重要なのは「なぜこうなったのか」を知るということでした。

歴史には必ず理由がある。
なので、単語だけ覚えても意味がない。
歴史の流れを知ることによって理解でき、記憶に定着する。

またそれを忘れてしまったとしても、
「歴史の流れを覚えていることで、問題の取捨選択ができるようになると。」
こうおっしゃっていましたね。

もちろん歴史以外でもいえることだと思います。

例えば数学の数式や化学や物理の数式など。

ただ暗記していただけの私は、「暗記した数式」だけが頼りでした。

忘れてはテストはもうアウトなため、テストがはじまると一番に問題の脇に覚えた数式を書いていました(笑)

一方の主人の勉強法というのは
「なぜこの数式ができたのか」そこを理解したら忘れないでしょ?というのです。
主人にとって化学記号も意味があるから、暗記より簡単だそうです。

例えば有名な「は・じ・き」の距離と速さと時間の関係の数式。

よく、わたしなんかは何も考えずに停留所のTのマークには・じ・きと書いていったタイプ。

しかし、どの枠が距離なのか速さなのか・・・
そこを間違えたらアウトですよね。

これは大本を理解していないからですよね。

それと関連して「速さの単位=km/時」ここにも意味があるということ。
よく高速道路で渋滞したとき、『5km20分』などと表示がでますよね。

どのくらいの渋滞レベルなのかイメージがつかないと
横から主人に「なんで計算できないの?」と言われます・・・

ただの「暗記」しただけであって、その内容を理解していなかったんですね。

今回の総括!

大人になり、社会にでて、今は二人の子育てをしていますが
子供を育てている今のほうが「身につく勉強法」をしていると思います。

ですから「あの時しっかりした勉強をしていれば、もっと子供にも伝えられるのにな~」と
ちょっとした後悔の念に駆られるのです。

・・・でも今からでも遅くはありません!

人に説明する能力、論理的に納得させる能力というのは、勉強以外でも、社会に出ても、ましては子供をしつけるのに対しても、とっても必要な力だと思います。

それに気づくことができた回でした。

さらに・・・

「教える」ということはその事柄の背景を理解しているからこそ人に伝えることができるのです。

これを知っていたら、中学、高校ともっと先生を敬っていたことでしょう(爆)

「先生」ってすごい。
「両親」に感謝。

そんなことにも気づくことができる回でもありますね。