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トラベルエージェンシーや旅行業に従事している人が、目標とする資格が
『総合旅行業務取扱管理者試験』。

海外・国内旅行を取り扱う一つの営業所に一人は、必ずこの資格を持つ人がいないといけないし、この資格がないと旅行会社を立ち上げることはできません。

しかし、そんな専門家たちが受けても合格率は毎年だいたい30%程度で、年一回しか実施されないため、中途半端な気持ちでは合格はむずかしい

また、日常の業務を行っていればわかる問題というわけでもないし、合格しなかった場合、来年までこの勉強したことを覚えている自信もない。

そしてこの業界って・・・毎日、忙しい割にはお給料も少ないので、とにかく、時間とお金を節約しながら1発合格したい!と思うようになりました。

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自分の苦手な所を徹底的に洗い出す

お金のかかる資格取得の講座には一度も参加できないので、とにかく過去問題や練習問題をやりました。

  1. 古書店やインターネットで集めた過去問題をまず一度やってみる。
  2. 買ってきたノートに『間違えたノート』と書いて、間違えたところだけをノートにまとめる。
  3. 買ってきた練習問題などをやって、間違えたところだけを書く。
  4. ノートが1冊になったところくらいで一度、見直してみる。

そうすると、実際は似たようなところばかりが間違っていたりとある傾向が見えてきて、そこが自分の弱点だと分かりました

そして、その箇所を今度はしっかりと勉強する

表や図を使って全体を理解しなおすくらいが効果的!

その『間違えたノート』進化バージョンとでもいうのでしょうか、それを常に携帯して通勤の途中やランチのときに見ていました。

これはどんな試験でも同じですが、間違ってしまったところを放置してはダメ

どの試験においても何点であれば合格とはっきりうたわれている資格はありませんが、自分で80%正解することを目標にしてしまうと、万が一、苦手とする分野が多く出題された場合に合格ラインぎりぎりで落ちてしまうというとてももったいない結果になってしまいます。

100%ないしは、90%を目標にしていれば、万が一の場合にも合格ラインを下回ることはないのです。

ぎりぎりでも受かればいいのですから、弱点の放置はしないでそこを徹底して理解することができれば自信もついて、当日も緊張せず問題なく合格できます。

そうして私は、独学でしたがみごと1発で『総合旅行業務取扱管理者試験』に合格しました。

ちなみに試験当日に持参したのはその『間違えたノート』1冊だけです。