IMG_1285

私の合格した大学は、宮城教育大学です。まず、大学受験というのは、高校受験とは異なって、闇雲に勉強していて点数を上げていけば受かるというものではありません

各大学、学部によって受験のスタイルにも特色が違うので、自分の受けるところに、ピンポイントに照準を絞った勉強が必要です。それが、自分の特性と合っているかということも重要になります。

宮城教育大学をはじめ、教員養成課程が中心の大学は、基礎をしっかり固めていけば、奇問難問が解けなくても合格できるところが多いです。

真面目にコツコツ型の人に向いていると思います。

宮城教育大の場合、センター試験でほとんど結果が決まっているようなもので、二次試験は確認のために、一定のラインを越せばよいという形です。

私が受けたのは後期日程なので(後期でも、宮城教育大学なら確実だという自信から、前期は東北大学も狙っていました)、条件も少し違って、二次では満点近くないと合格できないパターンだったのですが、前期も同大学なら「基本的な問題を8割解く」ことを目安にするとよいかと思います。

スポンサーリンク

基礎を2段階で徹底的に復習!

基礎固めのために行った勉強法は、とにかく「覚えていない部分が皆無になるよう、徹底的につぶしてゆく方法」でした。

具体的にはどうするかというと、勉強を暗記期と実践期の二段階に分けます。

暗記期には、教科書だけでは暗記する内容は足りないので、便覧や資料集などのサブテキストまで、用語、公式は完璧に覚えるようにします。

ただ、眺めているだけでは覚えられないので、ラインマーカーで暗記する箇所を赤くマーク、緑の下敷きで隠しながら(そうするとキーワードが黒塗りになって見えなくなります)、ここで覚えきれなかったものをノートに書き出し、二段階目もノートに赤くマーク、緑の下敷きでチェックしてゆきます。

実践期にはひたすら問題を解いて、間違ったものはコピーしてノートの左ページに貼る、右ページには解説と解答を書き、オリジナルの「マイ間違い問題集」を作成、何度も解いて同じミスを繰り返さない、という方法をとりました。

何かを見たり、聞いたりしてこの方法をとるようになったわけではないですが、間違いを1つ1つ、確実につぶしてゆくのは、すべての勉強の基本だと思い、信じて実践していました。

ただ、これだと勉強に時間はかかりますよね。だから、応用力を求められる上の国公立大学や私大を目指すなら、もっとスマートなやり方で応用力を養うのがいいと思います。

あくまで、私が到達点に見据えていたのは宮城教育大学なので、この基本の方法をひたすらコツコツやりました。

ちなみに、この徹底ぶり、覚えていないところはもうない!! 位の勢いで頑張ったので、受験前には、教科書、資料集ともに、完全に覚えたページはビリッと破いて捨ててゆきました、笑。

後には引けないから、絶対忘れるなよ!! と、自分を追いつめていましたね。

単に、基本的な勉強法ということに加え、この気概があったからこその結果で、宮城教育大合格に漕ぎ着けたのかもしれません。