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作文や小論文はもちろんですが、いざ「文章」を書けといわれると、何をどう書いていいかわからなくなりませんか?

夏休みの宿題の定番『読書感想文』は毎年苦手でした。
というか、書きたくもなかったです!(爆)

それくらい「自分の考えを書く」ということは嫌いでしたが、今はどうしてか、こういった物書きの仕事をしていたりします。

不思議ですよね・・・

例えば「○○について思うことを書きなさい」といわれて、一番皆さんが悩むことというのは、きっとこういうことなのではないでしょうか?

『・・・って言われても、○○ってわかんねぇし。』

とか

『○○って興味ないし』

とか

まず、「書く」ということに対してよりも

「物がわからないから何をしていいかわからない」
「興味の対象ではないから、とっかかりがつかめない」

=書きたくない、書けない、苦手だ

となっているのではないでしょうか。

今回のテストの花道では、そういったウィークポイントの克服法を紹介しています。
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表現する力はみんな持っている!

きっと文章を打つことや書くこと、自分を表現することには今の高校生は一昔前の高校生よりも長けていると思うんです。

メールやツイッター、SNSなどで自分の意見、言葉を表現できる場があるからです。

もちろん以前であっても文通したり手紙を書くということもあったと思いますが、あくまでも手紙はその一人に対して表現するもので、小論文や作文のように多くの人に見せる文章を書くということに関しては、またそれとは異なる能力なのではないかと思うんです。

そう考えると、多くの人に伝える文章はSNSを駆使している今の学生にはきっとハードルはそんなに高くないものだと思うんです。

たとえば、問題文が「昨日見たドラマについて書きなさい」というものであれば、自分の体験も踏まえて、自分の意見や感想、疑問点などを書けるのではないでしょうか。

日常に近いものであれば、物事を客観視することに慣れていると思います。

いろいろな角度、個人の体験から「あの人はこう思ったはずだ」とか「こういう時にはこうするべき」という考えが出やすいのではないでしょうか。

ところが・・・

学校の勉強やテストのように、自分にとってあまりなじみのない事柄について書け!となると、急に視野が狭くなって、文章にまとまりがなくなる、文章が乏しくなるのではないでしょうか。

そこで、番組で紹介されていた『観点メガネ』の登場~・・・となるのです。

  • 立場を考えてみる
  • 時間軸を考えてみる
  • 経験談から考えてみる
  • 価値観について考えてみる
  • その事柄の環境や背景を考えてみる

自分に近い事柄だったり、慣れている事柄であればあるほど、知らぬ間にこういったメガネをかけて事柄を見ることができるので、自分なりの意見が出せるのです。

慣れていない事柄に対しても、結局こういった広く多面的に事柄を考える能力が備わっていれば、おのずと個性がでる文章が作れるようになります。

慣れていないことをいかに日常にすべきか!!

書く事柄(ネタ)があがってくれば、それをまとめる作業。
つまり作文の過程に移ることができます。

番組でも紹介されていましたが、まずは一番書きたい事柄に着目してその軸がずれないネタをピックアップして流れをつくる

この取捨選択で文章力が決まるといってもいいでしょう!

捨てるというのはもったいないことではありますが、スマートな文章にするには必要な作業です。

・・・と昔の自分に言ってやりたいですが(爆)

構成を考えず、とりあえず書いてみて、文字数が足りないから後々足して足してと書いてしまうと、まとまりがない文章になりますよね?

誰でもそういった経験があるのではないしょうか。

まずは「軸」を決めること。そして「ネタの流れ」で肉つけをする。

何事も整理整頓できているものは、見ている者にとって良い印象を与えてくれますからね。

文章も同じですよね。

ネタを探すことも、文章の構成を作るにせよ、今すぐやってすぐに身につくものではありません。

何回も行って自然にできるようになってくる能力です。

人に読ませる文章を書くときもSNSやメールもそうですね。

このようなことを意識して日々文章をつくってみてはどうでしょうか?

きっとテスト以外にも役立つ能力になってくれますよ。

要は面白い文章をかける人は、日々様々な事柄を多面的に捉え、かつ文章の整理整頓ができているんですねぇ~!

・・・さて、私もライター作業の見直しでもしてみるかな。