今回のテストの花道のテーマは「カッコいい日本語!」。
大人になっても耳が痛くなるテーマですw
正しい日本語を使えているか?
正しい漢字を使い分けているのか?
その文字が意味することを理解できているのか?
・・・う~ん。
大人になってもはっきりいって自信はありません。
今回の「カッコいい日本語!」というテーマでは
日本語知識や表現を豊かに豊富にすることで自己表現力もアップする、つまり、論述問題に強くなるし、小論文も上手にかけるようになるということを伝えています。
スポンサーリンク
知識は経験に勝る!
「日本人なんだから、国語のテストができてあたりまえだろう?」
「日本人なんだから、小論文なんて勉強しなくても簡単にかけるじゃん!」
って思いがちですよね。
でも実際、テストの問題を見てみると
『・・・はて?書いてあることがちんぷんかんぷんで意味不明っ』
とか
『伝えたいことがあっても、どう書いていいかわからない(泣)』
と、そんな壁にぶち当たることって多いんじゃないでしょうか?
受験勉強をしていてもそう思いますが、大人でもそんな場面はけっこうあります。
ですが、結局は「日々の積み重ね=学習や経験」なんですよね。
私も現役当時は文章を書くのはとっても苦手でした。
現代文・・・目で追っているだけで何かいてあるのかさっぱり@@??でした。
問題を解くためのコツなんかは塾で教えてもらっていたので、
たとえば『逆説の接続詞(しかし、けれども、ですが等等)の後には重要な言葉がある!』とかね。
方法論で文章を解読していたところがあります。
文章をわかろうとすることは時間の無駄!
難しい言葉はあえてスルー!
みたいな考えがあった現役時代・・・もったいないことをしてましたね(苦)
逆に勉強から遠ざかっている今のほうが読めたり書けたりできるようになりました。
それは、大人になって新聞を読んだり、本を読んだり、文章を書いたり、内容を理解しよう、知ろうとしようと、そんな機会が不思議と増えたからだと思います。
文章を書くというのは堅苦しいことではなく、ブログやSNSでも充分だと思います。
要は自分の考えや気持ちを正確に相手に伝わるようにするツールであることにはかわりはないのですから。
知識は経験に勝る!!ですね。
語彙を知るということは、決して遠回りではない。
日本語力や表現力を高めれば、正しく文章を理解することができますし、正しく自分の意思を相手に伝えることもできます。
国語以外でも、書かれてある問題文は全て日本語です。
出題者の意図を正しく判断するためには日本語力が必須なのです。
番組でも紹介していますが
日本語力をあげるためのカギとして
『同音異義語』と『同訓異字』を挙げていますね。
同音異義語:
「かんしん」→関心・歓心・感心
「ほしょう」→保証・保障・補償
これらの意味を使い分けられるか?
同訓異字:
「さす」→指す・挿す・刺す・差す etc
これらの漢字を使い分けられるか?
これらを使い分けるためには漢字の意味をそれぞれわかっていないといけませんよね。
意味がわかっていたら当てはめることができます。
結局は漢字というものは勉強(学ぶこと)をしないと身につかないわけです。
悲しいかな・・・何もしなければ身につかないのです。
もうひとつのカギとしては
『類義語』を多くストックすること。
類義語というのは意味が似ている言い回し表現です。
例えば『たくさん』という言葉の類義語を考えてみると
『大勢・豊富・たわわ・山ほど』など、別の言葉に言い換えることができますよね。
小論文などではこういった「言い換え」の能力も問われるといいます。
同じ言葉を多く使ってしまうと「ちょっと幼稚な文章」に思えてしまいます。
ですから大人になると見得もあるんで、いろんな言い方を考えるようになるのです。
といいつつ、そんな言葉はすでに勉強しているってば!と思っていても
実際なかなかアウトプットが難しいこともありますよね。
それは実践に勝るものはありません。
手紙を書いたり文章を書くことは少ないかもしれません。
ですが、メールやSNS、ツイッターなど自己を表現する場は豊富にあります。
文字を書かなくてもいいです。
パソコンで文字を打ってみてください。
同音異義語など、間違えやすい文字は説明がついていますよね。
そこで実践しながら区別する能力を身につけていくのも
日本語力アップにはよいトレーニングなのではないでしょうか。
何気なく使っている日本語
何気なく目に入ってくる言葉
それらをちょっとだけ意識して触れてみることで日本語力はアップすると思います。