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今回は英語の長文が苦手な人向けです。

長文が苦手な人は、全体的に内容がわからない、単語がわからない、時間が足りないなど、いろいろな悩みを持っていると思います。

ある生徒を例に挙げてみようと思います。

学校の授業だと、長文の中で、重要な文法や構文などを解説してもらったり、訳を教えてもらったりいると思います。

ある生徒は定期テストの長文問題だと、文章が教科書と同じだから、そのまま覚えていて高得点をとっていました。

しかし、その生徒は中学生3年生になり、模試や実力テストを受けた際、長文問題で点数がとれなかったのです。

定期テストの成績と模試での成績は別のものだと考えた方がいいでしょう。

もちろん模試での成績がその生徒の実力です。

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定期テストと模擬テストは違う!

英語の場合、定期テストを解く時、既に、本文の流れを日本語で知っていますし、重要単語や重要な文法がどれだかわかっているので、覚えていれば、ほとんど正解してしまい、考えて解く必要がありません。

ここが模試との違いです。

模試だと、知らない単語が出ても粘り強く、推測したり、長文全体の流れを掴もうとあれこれ考たりする必要があります。

ただ、定期テストを批判している訳ではありません。

インプットしたことを覚えているか確認するという意味で重要です。

大量のインプットがないと模試で良い点数をとることができないからです。

しかし、未知の文章に取り組み、知識が不十分な中でも解を出す練習は必ず必要です。

簡単な長文問題から始めてみよう!

中学生3年生頃から、知識を入れ続けるだけでなく、問題集などで、新しい問題を解き、アウトプットする練習を始めるといいでしょう。

始めは単語が簡単で短い文章で良いです。

今まで、見たことのない長文に自分一人で取り組むことに意味があるのです。

自分で問題集を進めていくのは大変だと思います。

しかし、解けない問題があった時に、自分はどの知識(単語、熟語、文法など)がなかったから、問題を解けなかったのかはわかるはずです。

不足していた知識があれば、前のページに戻り復習してください。
(長文全体を素早く、把握する力以外にも、一文一文、丁寧に訳す力が必要です。中学生3年生が読む長文は日本語に訳せれば、解ける問題がほとんどだからです。)

面倒だと思うかもしれませんが、ただ、文法問題を解くための文法、単語テストで点数をとるための単語を覚える時よりも、習った文法や単語が長文の中でどう使われているのか、わかるのでモチベーションが上がりやすいと思います。