2013-11-01_11h02_29

現在、世界共通の中国語検定はHSK(漢語水平考試)というもので、1~6級に分かれています。

HSKは、中国政府が公認する中国語検定で、世界共通基準の資格です。
就職・昇進、留学、自己学習など様々なシーンで活用できます。
中国語検定:中検ならHSK【中国政府公認資格】

旧HSKよりも数段優しくなっていて、きちんと三年ほど勉強すれば最高級である6級に合格できるので、個人的にはあまり意味が無いのでは?と思っています。
(ちなみに6割以上の得点率で合格することができます)

しかし、HSKの問題をみてみると細かい語彙の意味の違い{(例)「安静」「平静」の違い}など、なかなか厄介です。

このHSKを目標にすることで普段自分の使っている語彙にも注意がいき、よりネイティブに近い中国語になっていくことは間違いないでしょう。

またHSKは中国語学習のマンネリ化を防いでくれる一つの手段でもあるので、半年勉強した後くらいから受験を考えるのが最適でしょう。
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HSKは何級から受けたらよいの?

では、HSKは何級をいつ頃受けたらよいのでしょうか?
具体的に見て行きましょう。

1・2級は受ける必要はありません。日本人は漢字の読み書きができるので他の国の学生に比べて数段有利な状況にあります。

1年勉強した後、3もしくは4級を、2年勉強後は5級を、3年後は6級を目安に勉強してみましょう。

私は大学で中国語の授業ばかり受けていて、留学後半年にこのHSK6級を受験しました。

結果は得点率8割で合格。一般の高校生の場合授業やクラブ活動など、忙しい日々が続くかと思いますが、若い脳をフル活用して1日2時間継続して勉強することができれば3年に上る前に5級を受験してみましょう。

受験の半年前頃から本格的な対策を行うとよいでしょう。

中国語検定「HSK」対策

注意点:過去問を必ず解き、必ず復習する。

復習方法は

  1. 語彙の細かい違いを見逃さない
  2. 自分の間違えた「理由」をはっきりさせる
    (例)ある単語が聞き取れなかった/注意不足によるケアレスミス/時間不足
  3. 正しい文章を音読(これも20回)
    目的:中国語の資格取得、HSK対策を通してより幅広い範囲の中国語をカバー