近年日中関係が悪化していますが、世界の多くの国ではその需要に伴い、中国語学習者の数が日増しに増えてきています。
先日も米中首脳会談が行われるなど、中国が真の大国になりつつある今、世界で活躍するために英語だけ勉強していればよかった時代は終わり、中国語やその他言語まで必要になりつつあります。
では実際にどのように中国語を勉強すれば効率が良いのでしょうか?
私は英語や中国語、またそのほか外国語を学習する際に心がけているポイントがあります。
それをいくつか紹介しますが、すべての方法がすべての方法に有効である、というわけではありません。これらの方法を一つ一つ試し、自分にあった方法を見つけてください。
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中国語の勉強法はやっぱり音読!
音読は言わずと知れた外国語勉強法の王道。
英語だけでなく中国語にも必要なのかというと、答えはイエスです。
特に中国語は発音が命で基礎を怠ると後に自分の話している中国語が通じません。
というのも、日本語の発音は中国語の発音と比べ口の動きが小さいのです。
なので往々にして日本人の中国語は中国人には聴きとってもらいにくいんのです。
中国語の「学」は「学ぶ」という意味と、「真似をする」という意味があります。大事なのは「真似をする」ことです。
どの程度息を出しているのか、どこで区切るのか、どういう口の形をしているのか、どの程度口の周りの筋肉を引き締めているのか、これらすべてに気を使いながら発音を練習することです。
生の中国語を音読する
またテキストは「生の中国語」を音読することを心がけてください。
日本人が作ったテキストの場合、著者の中国語になってしまう場合があります。音読の最終目的は「覚える」です。
発音だけでなく中国語独特の言い回し、文法も全てひっくるめて音読で覚えてしまいましょう。音読というと面倒くさいと感じるかもしれませんが、この方法が一番の近道なのです。
無料テキストの場合、NHKのWebサイトがあり、その文章は解説付きでなかなか良く出来ています。
テレビのNHKの「テレビで中国語」という番組でも分かりやすく学ぶことできます。
有料のテキストの場合、なるべく「北京大学出版」もしくは「北京師範大学出版」といった、中国の出版会社から出ているものを使いましょう。
もちろん他のテキストでも中国人が出版に関わっているようでしたら問題ありません。
購入の際に気をつけて欲しいのが「CDがあるか」です。ほとんどのテキストにはCDが付属していると思いますが、稀についていないものもあるようなので注意してください。
1日1つ教科書の文章を、ピンイン通りに20回読みましょう。朝・昼・夕方・夜に5回ずつ読めば簡単ですね。